【マンガ】テンプリズム8 ネタバレ感想 ★★☆☆☆ 誰がついていけているのか・・・
3月が死ぬほど忙しくて・・・今月ほとんど更新できてない。
さて、テンプリズム8巻発売です。
今回大きくわけて3つのパート
- ユイがニキっちの餌付けを始めた
- ツナシがベルナに「おまえ、バカなの?」
- 天国の門へレッツゴー
徐々に、骨の国の秘密があかされてきました。全体としてはメイン登場人物である
- ツナシ
- ニキ
- ベルナ
- ユイ
の4人が明確化されてきたのかなと思います。ほか3人に比べて影の薄かったユイですが、ようやくクローズアップなのかなぁ。
まずは「1.ユイがニキっちの餌付けを始めた」ですが、
ライスバーガー?
ニキっちちょーかわいい
この展開になるのぁ。三角関係四角関係フラグ?曽田正人マンガでは珍しいかもな。
2.ツナシがベルナに「おまえ、バカなの?」
ツナシのキャラがわからんなあ。最初はバカボンだったのにいつの間にかこんなよくわからない人に。
ニキっちもそうなんだけど、キャラクタとしての一貫性がない。読んでいてこのキャラがどういう気持なのか全くわからなかったり、前回と全く逆のことを言っていたり。
以前も書いたかもしれないけど、曽田正人は「天才」とその周囲の人間を描くマンガ家だったはずなのに、今回は「人間」ではなく「世界」を描いている。この世界で動いているのは作者が都合のいいように動かしている駒みたい。
どうもなー、設定は決まっているけど、そこにいる人間が決まっていないような・・。
それが今回のテンプリズムに対する低評価の原因じゃないかと思っているんだけど。
3.天国の門へレッツゴー
あー、これは少しだけ気にはなってたんだよね。骨の国若者しかいねーなーって。いわゆるあれか、ディストピア
ディストピアまたはデストピア(英語: dystopia)は、ユートピア(理想郷)の正反対の社会である。一般的には、SFなどで空想的な未来として描かれる、否定的で反ユートピアの要素を持つ社会という着想で、その内容は政治的・社会的な様々な課題を背景としている場合が多い。
一見ユートピアなんだけど、裏では情報統制や出産制限、高齢者の抹殺などがあったりするような世界観かな。
ベルナは骨の国の中枢で育ったのでそのへん全く疑問にさえ思っていなかったみたい。
骨の国はなんだろうな、そうとうな高エネルギー消費社会なのか?魔力ってなにがベースなんだ?人間じゃないの?
そういえば、以前見たディストピア映画(おそらく1980年代、タイトル全くわからん。)では、食糧不足を原因として一定以上の年齢になった人を食用肉に加工していたなぁ。それに気づいた主人公が!ってやつ。
コレで考えると、魔力の基になるのは高齢者?高齢者を圧縮加工したらなんかエネルギーになるのか?
マトリックスで人間が栽培されているの思い出したな。
ニキっちは自分の命を燃やして魔力を放出していることを考えるとそんな間違った話でもないな。ニキっち以外の、アモウなんかの一般的な人間は人間から抽出したエネルギを魔力として使っているとかか。
なんとなく見えてきたような気もしますが、ニキっちは「彼の家に行った」とか行かないとか・・・まったく。。