【マンガ】テンプリズム ★★☆☆☆ どうした曽田正人
弱虫ペダルのはるか昔、それは平成が始まったばかりの頃、シャカリキという伝説の自転車マンガがあった。少年の自転車にかける情熱・青春を描いたそのマンガは現代の自転車ブームのきっかけになったように思う。弱虫ペダルもシャカリキがなければなかったのではないだろうか。
そしてその後も、め組の大吾、昴、capetaなどなど現代を舞台にスポーツ・芸術、そして天才を描く漫画家として数々のヒット作を送り出してきた曽田正人の最新作!
『シャカリキ!』『め組の大吾』『昴』『capeta』の曽田正人が挑む、初のファンタジー!!
謎の技術を手に入れ、勢力拡大を図る「骨の国」。旧カラン王国の王子ツナシは、伝説に謳われた「光の剣士」としての覚醒を果たし、骨の国打倒の旅に出た! 圧倒的戦闘力で襲いかかる機械兵団を前にツナシは…!?
おおおおおおお!
お・・お?
おお・・・・
えー、おっとー・・・
あー・・・、うん、うん。
・・どうした、曽田正人?
曽田正人という期待値を除いてテンプリズムだけ評価した場合
- どこかで見たような世界観
- 魅力的ではない主人公と、ほか登場人物
- 努力ではなく、血筋としてもらった能力
残念ながら曽田正人というビッグネームだから続いているだけで、新人作家だと10週打ち切りコース。
最近はweb連載ということで第1-3話と最新数話が読めますので、購入前にまずご確認いただいたほうがいいかと。
ファンタジーだし、原作者付だしいろいろ勝手が違うんでしょう。あとシャカリキから20年以上、今までと違う方向を試してみたくなったのかもしれない。
でもこれは今のところダメだ。
ありきたりの設定もよくないし、なにより主人公に魅力がない。ふーむ。頼りにならないボンボンで?でもその血筋故に周囲から期待されてて?ピンチになると能力発揮?ほう。どこかで聞いた。
とりあえず4巻まで買ったのはヒロイン?ニキちゃんがちょっとだけカワイイから。
もうそろそろ終わってよろしいんじゃないですかねえ。