【マンガ】 十 ~忍法魔界転生~ ★★★★☆ 山田風太郎を読むならまずこれを読むべし
内容紹介
実写化、映画化、アニメ化、いろいろなメディアになった山田風太郎の小説でも、最も有名と言ってイイ「魔界転生」(ほら、文字変換も一発)、古くはジュリーの「えろいむえっさいむえろいむえっさいむ」が印象的な映画だったり、石川賢の目玉グルグル天草四郎だったり。
個人的にはこの2つと並んで読んでほしいせがわまさき版魔界転生。
時代劇の有名人たちの豪華共演、宮本武蔵などの死んだはずの剣豪たちが蘇り柳生十兵衛と死闘を繰り広げるなかで、その魔人っぷりをどう書くかが楽しみなわけですが、せがわまさき版はそれに加えて女性がヤバイ。
魔人として蘇るためには、森宗意軒の秘術のかかった女とセックスするのが前提条件のひとつであるため(素晴らしい条件ですな)、剣豪たちがやっちゃったり、十兵衛に迫ったりします。
せがわまさき版はその女性がヤバイ。お父ちゃんも体の一部が魔人化しそうです。
まだ1巻は序章で、森宗意軒や天草四郎なんかがメインですがとても面白い。
山田風太郎入門としてとてもオススメ。
★-1の理由は、背景がちょっとねー。写真を加工して使っていると思うんだけど、あまりにも写真すぎてときどき興ざめしてしまうかも。