【マンガ】アトム ザ・ビギニングに対するスタンスについて
「日曜日になるとアクセスが増えるなあ」と4月からこっち思ってましたが、「アトム ザ・ビギニングのアニメ開始」が原因なのかなと
マンガは好きですけどアニメはほとんど見ないのでその辺疎いです。アニメの話を期待された方はすみません。
また昭和46年生まれの46歳としては、オリジナルのアトムに対する思い入れが今時の若い人に比べ強い(それでもカラーTVアニメ版アトムの世代だけどな)ため、純粋にこの漫画だけを楽しんでいないかもしれない。
アトム ザ・ビギニングとは、オリジナルのアトムの前日談であるのだから、オリジナルとの整合性は必要だと思っています。
「オリジナルとは別の作品だから」と言うのであれば、最初からアトムは名乗るべきじゃない。アトムと言うネームバリューあってこそのこの作品ですよね。
どうにもこの作者にはアトムに対する思い入れがあるようには思えなくて、ただアトムを使っただけで自分の好きなようにマンガを書いているようにみえる。
さっきも言ったように「じゃあアトムじゃなくていいんじゃないの?」
アトムを名乗っていなかったら★は1アップするんだけどね。
それからマンガとしてのレベル。
正直言って、今ひとつだと思っている。絵はとてもいいんだけど、設定先行しすぎで読者が置いて行かれていると感じる
1巻の、一番最初のカラーページに出てきた大災害。6巻読了時点でほとんど情報なし。
ひょっとしたらこれかな?と思わせるのはこれ。6巻。
これはあれを思い出すなあ。オリジナルアトムで読んだ話。アトムが過去にタイムスリップして燃料切れで川に流された話。オリジナルアトムを読み直さないと細かいとこ覚えてないんだけども、タイムスリップして、ベトナム?で戦争に巻き込まれて村の人を助けたあとに川に流されて、最終的に日本にたどり着くんだけど、その時代の燃料ではほとんどアトムが活動できなくて・・・
これの2巻か3巻にあったような・・・あとで確認します。
話が大幅にそれちゃいましたが。
うーん、全体的に話の流れがあまりよろしくないのかなあ。ぶつ切り感というか。
でもこれはそこまで悪いと思ってなくて、「何も知らない状態の人が読んで通じるかどうか」がちょっと欠けているのかなって程度。
アトムに繋がらねえんだよなあ、シックスが。