【マンガ】銀河英雄伝説 10巻 ★★★☆☆ 後退するヤンに追いつけないビッテンフェルト
アムリッツァが終わり、帝国ではラインハルトが大貴族たちとの対決、同盟では内乱が起こるところです。
回り込まれるとやばいので、そっち方面に機雷を敷設するアッテンボロー
だが、キルヒアイスは新兵器指向性絶フル粒子を使い機雷原に大きな通り道を作るのであった
・・・なんで出てくるところを攻撃しないの?アッテンボローさん
このあと、ヤンがこの回廊に逃げ込んでくるじゃん?で出口で叩かれるから帝国軍は回廊に侵入しないじゃん?
アッテンボローも出口で待ち構えて攻撃すればいいのに
アッテンボローの艦隊数が少なかった可能性はあるが、作中それに触れたところはない。後でこういう風に持っていくのなら、最初からアッテンボロー艦隊がごくごく少数であることを書いておくべき
つぎは、ビッテンフェルトの作戦ミス。近接攻撃に切り替えるのが早すぎて、ヤンに打たれっぱなしになる
これが正直都合良すぎる。
都合がいい時だけ後退する敵に追いつけない。いや、ここで敵も後退すれば?ってときも度々ある。
基本的に後退の速度と前進の速度を比較すれば、前進のほうが早いはず。ましてやビッテンフェルト艦隊は高速艦隊と明言されている。多少のタイムラグはあるにしろ、すぐにヤンに追いつくのが当然。
それから、帝国皇帝が死に、帝国は三大貴族がそれぞれに推す皇帝候補がいる。
原作で「三大貴族」なんて扱いだったかなあ?
三大なのに、リヒテンラーデだけ軍事力ないのはなぜ?リヒテンラーデは軍事力がないからこそラインハルトを頼ったわけで、そのへんの説明がない。
ルビンスキーの称号が「自治領主」ってのもおかしな話。秘密の存在なのにね。カタカナで「ランデスヘル」にしとけばよかったと思う。
まあそんなこんなで、貴族連合vsリヒテンラーデ・ラインハルトの戦い。
うーん、なんだかなあ
いいと思うところはいっぱいあるんだけど、ツッコミどころが多すぎ