【マンガ】Mujin -無尽- 第1巻紹介 ★★★★★
まずはMujin -無尽-第1巻です。
この表紙、元絵はこれですね
への字口に講武所結、デコッパチのお写真もあるんですが・・・やめよう。なにかを無くしてしまう・・
作中、色白の美少年「設定」です、はい。
まだ病弱だった幼いころの八郎と、たまたま知り合った遊び人(当時)の鎌さん。
この辺がすっげーうまいなあと思う。男同士の惚れたとか言う話。wikiによると作者は女性なんだけども、女性だから思う理想化された純粋な男同士の関係なのかなあ。自分が男だと逆にもっと汚いというか恥ずかしいという気持ちがでるかもしれん。これが悪く出るマンガもおおいんだけど、男にも共感できるレベルでバランスが取れているのが素晴らしいと思う。
その後、1巻では父八代目軍兵衛との交流。
あーやっぱり男性の裸はスキなのねというのがよくわかる。
あと個人的に月代をちゃんとしているのが好印象。元服前でちゃんと前髪残しているところとか。
最近の時代劇では月代を剃らずに総髪のままなのが多くてイヤですね。
作者が時代劇お好きなんでしょうけど、月代なんかまで気を使っているのもスキです。
真田丸もいつまでたっても昌幸も信幸も信繁も月代剃らなくて不自然なんですよね、ようやく信之になってから剃りましたけど。
随所に「時代劇がスキ」ってのと、「男同士の関係性がスキ」ってのが見えてて、でもそれが過剰にならずバランスが取れててよいと思います。