【マンガ】Mujin無尽 主人公紹介 伊庭八郎とは? ★★★★★ “伊庭の小天狗”“伊庭の麒麟児”
昨日も書いたMujinの1~2巻及び登場人物なんかを。
江戸の終焉…幕末の動乱期に現れた「伊庭の小天狗」伊庭八郎の生涯を「ひらひら 国芳一門浮世譚」で話題を呼んだ岡田屋鉄蔵が描く!幕末を生きた伝説の剣士が繰り広げる本格時代劇!
主人公は伊庭八郎。
幕末の人物ですが、幕軍であったためかそこまで知名度は高くないように思います。wikiを読んじゃうとネタバレになってしまうかもしれないので、知らない人は読まないほうがいいかも。
2016/09/05追記
知らなかったのですが、薄桜鬼というアニメでは活躍してたのでしょうか。結構画像が出てきました。知らんかた
幕末の三大道場のほうがよく耳にしますね
「位は桃井、技は千葉、力は斎藤」という言葉は竜馬がゆくなんかにも出てきたような気がしますが、これに伊庭を加えて四大道場ということもあるようです。
老中水野忠邦のような藩主クラスが門人になるなど、かなりの道場だったらしいが、いわゆる幕末志士はあまりでてないみたい。やはり旗本という感じ。
この伊庭家。嫡男が跡を継ぐのではなく、弟子の中から選ばれたものが養子として伊庭家を嗣ぐことも多く、主人公伊庭八郎の父「八代目伊庭軍兵衛」も養子だし、実子八郎がいたにもかかわらず養子をとって九代目軍兵衛とするし、八郎はその九代目の養子となりました。
どうも、八郎が26歳の若さで死んでしまったため十代目とはなっていないみたいですな。
そして、この伊庭八郎。隻腕でありました。
上野戦争のときも幕軍として戦っていた八郎ですが、その時左手首を皮一枚残して切断されてしまい、以降隻腕の剣客として奮迅。
上野戦争が1868年7月4日、この時八郎25歳。亡くなったのが1869年6月、26歳。ですから約1年の間隻腕だったということになります。この間は江戸撤退から榎本武揚とともに蝦夷地、函館ですから、そうとうに戦闘もこなしているはずですよね。
函館といえば土方歳三ですが、この人も2巻には早くも登場します。もちろん近藤も沖田も。