【マンガ】さよなら私のクラマー 5巻 その2★★★★★ 無言が絶妙
前回は、見開きの使い方が本当にいいという話でしたが今回は「無言」の使い方。
この漫画で気づくのは無言のシーンが多い。無理にキャラクタに喋らせるんじゃなくて、無言のまますすめる。
これがいい
主人公チームは白い方。強豪チームと対戦中。1点入れられてしまった場面
相手チームのオフェンスのかなめの選手が無言で監督を見つめる
この表情と目がいい
試合に負けた翌日、一人練習する主人公(のうちの一人)と、そこに通りかかったヘボ監督
無駄に感情を説明したりするのではなく、顔と目で伝えるこの雰囲気がいい
かと思うと、ちょっとストレートで詩的なセリフもあったりする。
いい。
とてもいい
前回の見開きのときも思ったが、うまい
すごくうまい
なんだろうなあ、間のとり方が絶妙なんだよなあ
月刊少年マガジンで連載中なのでぜひ読んでほしい
あと、このお話は女子高校サッカーなのだけどその前の女子中学サッカーのお話がこれ
私のクラマーで主役の一人である恩田希の中学時代の話。2巻で完結だが短いだけにまとまりがあり、感動する。
まずこちらを読んでからがいいかもしんない
マンガとしてはクラマーのほうが「うまい」が、勢いがあってよい
四月は君の嘘はまだ読んでないんだよなあ
近いうちに買う