【マンガ】3月のライオン ★★★★☆ 1~12巻まで一気に読んでみて
今さらあれですけど
アニメは嫌いじゃありませんがほとんど見ませので、アニメの話はありません。
まずはよいところ
- 人付き合いのできなかった零が川本家のために努力するようになるところ
- また川本のじいさんも、ひなたと結婚してもらいたいと思うほどに零を信用するようなるところ
- あかりとひなたの食事シーン、おまけにもももイカ飯になるところは幸せそうで良い
- 二海堂晴信
大きく別けて、将棋パートと川本家パートのふたつ。たまに幸田家(義家族)パートもあるか。将棋パートについては残念ながらあまりいいところは感じないが、二階堂だけは別格でよい。
川本家パートではほのぼのとしてたり、いじめがあったり、クソ親父がいたりと主人公の成長が感じられて好き。★★★★☆のうち★3はここ。
で、ちょっと残念だなと感じるところは
- 将棋じゃなくてもいいんじゃない?囲碁でもチェスでもオセロでも。
- 主人公の天才が伝わってこない。
- 1巻を読み始めたときの「あれ?これ続編?ひょっとして2月のトラとかあるんじゃ?」
- 時系列がとびとび?
- 雷堂や滑川など最近のキャラがイロモノに?
- 幸田家パート、香子どうするの?歩マダ出てない?
- 宗谷冬司、さすがに人格破綻し過ぎでは?
いかんな。不満がいくらでもでてくる・・・
全体としての雰囲気とかは高評価なんだけど、部分部分にちょっと突っかかりを感じるんだよなあ
特に、「将棋」の魅力が伝わってこないのがいかん。「ヒカルの碁」を読んで碁を始めた人はいると思うが、「3月のライオン」読んで将棋始める人はどのくらいいるんだろうか。2とも関連するんだけど、キャラクタや設定はいいんだけど細部が煮詰まっていないような
再度読み返し始めてるけど、未だに1巻で零に酒飲ませて放置した人わからないんですけど。後藤?
スミスに関しても、「あれ?これは外人?」とずーっと疑問だったが結構後で「三角」と発覚。作者の頭のなかにはあるんだろうが説明が遅い
冬司もさすがに壊れ過ぎだし、滑川もギャグよりすぎない?
ただ、不満は所々あれど、全体から受ける雰囲気がとても良いと思う。やはり川本家と零の交流こそがこの作品のキモだと思う。
あかりに男を紹介するのは行き過ぎだと思いますけども。