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【マンガ】アルスラーン戦記6 田中芳樹/荒川弘 ★★★☆☆ 原作に忠実なだけに、キャラクタにズレを感じる


 

 

最近は田中芳樹バイバルブームと言うか、有名作家によるコミカライズとかアニメ化とかやってますね。

 

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それこそ、田中芳樹とともに青春時代を過ごしたと言っ・・・たら過言ですが、リアルタイムで読んできた世代です。

はっきり言ってここ最近の田中芳樹はもうだめです。昔の田中はOKです。

で、その馴染み深い昔の田中を荒川弘と言う、これまたスキな作家さんが漫画化してくれているわけですが、どうにもこれが今ひとつ。

 

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不満を言いつつも、発売日に購入はしているんですけど、今回気になったのは荒川弘田中芳樹のキャラクタにズレを感じるようになってきました。

原作厨って言われるとそうなんでしょうが、とくにギャグのシーンで違和感を感じます。

この「脱兎」のシーンは、いかにも荒川弘らしくてスキなんですが、田中芳樹らしくはないですね。

このエラムもそう。

他のシーンが原作に忠実なだけに、この表情や行動に違和感を感じます。

荒川弘はほとんど読んでるし、大好きな作家です。

 

銀の匙 Silver Spoon 13 (少年サンデーコミックス)

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鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

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でも他のシーンが、それこそセリフまで田中芳樹に忠実な分だけ、キャラクタにズレが出てきているのは否めなません。

その点、藤崎竜の銀英伝はオリジナルストーリーを組み込むことで、フジリューヤン・ウェンリーが出来上がっていると思います。その代わり原作とかなり雰囲気が違いますけど。

 せっかく一流と言っていいマンガ家によりコミカライズなのだから、マンガ家の個性を出してほしいなと思います。でもそれが部分的にしか出てきてないのがなあ。

 

ちょっと残念な感じ。

 

次巻の発刊のどちらが楽しみかと言えば、フジリュー英伝。あのヤン・ウェンリーやラインハルトがどう動くのか、歴史小説にも似た楽しみがあります。

「ああ、この人の坂本龍馬はこんな人なのかー」

と同じような感覚。

 

荒川弘、大好きなだけにもうちょっと頑張ってほしかった。