【マンガ】アトム・ザ・ビギニング3巻 -2 ★★☆☆☆ 年をとったアトムが昔を思い返しているお話なのか?
前回に続き、アトム・ザ・ビギニング3巻。
前回は作品姿勢みたいなとこばかりだったので、今回はストーリー展開
これは・・・シルエットやセリフから、あれですよね?
未来の天馬博士がアトムを作った時の光景。
実の息子トビオが死んで、その代わりとなるロボットアトムを作った時の光景。
作中では水没していくA10-6が幻の中で見た情景ですが。
なんでしょう、これ?
未来記憶?アトムが作られるまでまだ十年以上、天馬博士の老け具合からすると20年くらいありそうなんですが。
ああ、ひょっとしたらこれは、未来のアトムが過去のことを思い出してるのか?
前日譚であるのは間違いないけど、未来のアトムが過去のことを思い出しているのか。その過程で記憶が混乱してるのかな。A10-6の人工知能は継続的に発展してそのままアトムの人工知能として使われている感じか。
それなら、理屈は通るか。
イメージ的には老衰で死の間際に過去を思い返してるお年寄りアトム?
でもそれだと「おとうさん」って作中で言うのは理屈に合わないか?うーん
まあ、学内では不必要な研究と言われますが、サルタ教授のみかばってくれている状況。で、サルタ教授に呼ばれて出かけるとき天馬とお茶の水は謎の組織に襲われます。襲うのはこれまたおなじみスカンク草井。
ココが、前回言ったけども、平気で人間に暴力を振るうアトムというなんか違和感を感じる場面なんですよね。
そこへ助けに現れたのが、サルタの娘、月江。
ただ、この月江さんも何らかの秘密組織に属している模様。
ここの説明がわかりにくかったなー
このページで、秘密組織の話は出てくるんですが、すぐに襲われてしまったため組織の話は一時中断。
一息つくまで10ページ。
この時点で何の話しているのか一瞬わからなかった。
月江が属している組織の話なのか、襲ってきている組織の話なのか、日本政府を調査しているのは誰なのか、日本政府は味方なのか敵なのか、混乱。
他のとこでもチラチラ思うんですが、読者が見えてない時があるような、うん。
読者に妄想させる余地ってのは必要と思うけど、そのための手がかりを置いておいて欲しい。隙というか、わざと落としたヒント。森の中のパンくずの道ですよ。ヒントがヒントになってないのかなぁ
と言うことで、結局良くわからないままこのあとイワンに襲われてしまう一行。
Dr.ロロの正体の話はもういいや。これはあからさまなヒント過ぎて応えるのも嫌になる。パンくずの先にお菓子の家見えてんじゃん。そのなかに鬼ババアがこっちみてんじゃん。いかねえよ