【マンガ】テンプリズム9-2 ★☆☆☆☆ココがダメだよテンプリズム
それでも一応はストーリーとか展開で気になることを。
人生40歳定年制の骨の国。
40歳になると「天国の門」を通って別の場所に集められるし、ベルナのようにずっと骨の国内部で過ごしてきた人間はそれを不思議には思っていないらしい。
って気づいたんだけど。
ベルナってスパイとかそんなんじゃなかったっけ?一体誰を調べてるんだ?8巻で老人見たときに驚いて「ははぁ、骨の国の中枢の人で老人を見たのが初めてなんじゃな」みたいなこと言われてたけど、え?ベルナいままで何やってたの?骨の国の中でしかちょろちょろしてなかったってこと?
それはともかく。
これは、ニキっちがツナシを好きなのはファザコンだから、とかではなく、なにか重要なポイントですよね、きっと。
似ているということは、基本的にニキパパとツナシの血縁関係(ひょっとするとクローン)の示唆でしょうから、ニキっちとツナシが血縁関係の可能性があるわけで。ああ、もしくはニキはニキパパと血縁関係ないかもしれませんな。人造ライタイト人間とか。ホムンクルス的な、ピノキオ的な。鋼の錬金術師みたいになっちゃうか。
まあ血縁関係があるとなると、ユイとニキがくっついて、ベルナとツナシとなるわけですが。
どうでしょうね。
従兄弟くらいまでならまだ可能性はあるか。
それから、この辺が今回で一番気に食わない部分なんですけど。
読者を混乱させようとしているのはわかるんですよね。一体何が正しくて、どこまで信用すればいいのかわからないようにわざとやってる。
でもね、これって読者のベルナに対する思い入れと、それを信用するツナシというキャラクタがあってこその話だと思うのですよね。
残念ながらベルナが今までコロコロ変わりすぎていて、外見以外に好きになるポイントがない。
「またこの女態度変わりやがった」
くらいのもんですよ。ウソばっかりついてて今朝言ってたことが次の日は別なこと行っているようなキャラクタがまたウソついてても、もう、どうでもいい。
それからツナシに関しても、鼻持ちならない何考えているかわからないキャラクタですし。このあとベルナに対してどういう態度を取るかどっちでもありだと思うんですよね。
例えば北斗の拳でケンシロウがユリアを見捨てるわけがないって読者は信じて読んでいると思うんですが、テンプリズムに関してはツナシがベルナを見捨てることもあるだろうし、信じきっていることもあるだろうし、どっちもあり得ると思うんですよね。(そういう話はなかったけど)ケンシロウがユリアに騙されたら読者は大ショックですし、ケンシロウがユリアを見捨てたら「裏に何かあるんだよね!?」ってかんがえこむとおもうんですよ。でもテンプリズムはどっちに転ぶこともあり得る。それはキャラクタが定まってないからだし、作者が楽なんだろうなと思う。読んでいる方にとっては本当に緊迫感がない。
「ああ、そっちだったのね」
くらいで。
もうあとのライタイトが光る話はどうでもいいや
曽田正人資産を追加せねば