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kohidekazu's blog 買ってみた。使ってみた。読んでみた。

自分が40代になったことが信じられない40代のために!

【キングダム】歴史背景 戦国時代末~中華統一まで 始皇帝(秦王政)即位前の中華の状況

【マンガ-キングダム】 【書評】 【マンガ】 【考察】

相変わらず、kindleでは39巻まで。40巻発売は来年1/19だそうですよ?ちょっと我慢できずに40巻はリアル本を購入してしまいました。どうせKindle版も買うんだけどよ。

 

キングダム 40 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 40 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

ようやく、1部完と言うことで秦王政加冠の儀が終わり、ロウアイの乱が鎮圧され、呂不韋失脚となりました。

 

このあと、おそらく呂不韋の服毒自殺も描かれるのでしょうが、あの傲慢さが金の服を着ているような呂不韋がそのへんどう受け入れるのやら・・

 

これから政は中華統一に乗り出すわけですが、さて、この時の中華の状況は一体どうなっていたのでしょうか。

 

史記 (3) (小学館文庫)

史記 (3) (小学館文庫)

 

▼第12話/先從隗始〔先ず隗より始めよ!!〕
▼第13話/奇謀詭策
▼第14話/食客三千
▼第15話/刎頚の友
▼第16話/長平の大合戦

●主な登場人物/郭塊(第12話)、田単(第13話)、孟嘗君(第14話)、藺相如、廉頗(第15話)、白起(第15、16話)

●あらすじ/薛の領主の側室の子として生まれた田文。のちの"戦国の四公子"の一人、孟嘗君である。その才能を評価していた亡父・田嬰の遺言で薛の領主となった孟嘗君は、情報源である食客を大切にもてなしたため、そのもとには各地から様々な人材が集まった。政治を論じる遊説家だけでなく、物真似の名人や盗みの名人まで、「何かの役に立つことがあるかもしれない」といって迎えたため、"食客三千人"と言われるほどであった。ある日、仕えていた斉王の命で秦に赴くことになった孟嘗君は、食客を引き連れ"虎狼の国"秦へ向かったのだが…(第14話)。

●本巻の特徴/古代中国の戦国時代。強国・秦に対して敢然と立ち向かい、自国・趙を守り抜いた藺相如と廉頗の友情を描いた「刎頚の友」ほか、全6話を収録。

●その他の登場人物/燕王・噌、子之、楽毅(第12話)、騎劫(第13話)、田嬰、昭王(第14話)、恵文王、昭王(第15話)、超奢、超括(第16話)

●本巻に登場する故事成語・諺・歴史用語など/隗より始めよ、楽毅の手紙(第12話)、鶏鳴狗盗(第14話)、刎頚の友(第15話)

 

 

 

史記 (4) (小学館文庫)

史記 (4) (小学館文庫)

 

▼第17話/便所の屈辱
▼第18話/嚢中の錐
▼第19話/老いの野望
▼第20話/主を震わす者

●主な登場人物/范雎(第17話)毛遂(第18話)、春申君(第19話)、信陵君無忌(第20話)

●あらすじ/魏の范雎は、学識もあり知恵者でもあった。彼は官僚として身を立てたいと思い、諸国を遊説してまわったが、家が貧乏であったため、その旅も長くは続けられなかった。范雎は生活のため、とりあえず魏の中大夫・須賈に仕え、魏国の使者の一員として斉に出向く。范雎は賢人として評判が高まり、敬意を表した斉王は彼に牛肉、酒、黄金を贈った。だが須賈は、正式の使者である自分には何もないのに、部下の范雎に贈り物が届いたことを不快に思った。帰国後、須賈は宰相・魏斉に、范雎が魏の機密を売ったに違いないと報告する。誤解された范雎は捕らえられ、拷問を受けたうえ、簀巻きにされて便所に放り込まれてしまう…(第17話)。

●本巻の特徴/一介の説客から身を興し、あらゆる苦難に耐えて秦の宰相にまで登り詰めた魏の范雎の忠義と、その一生を描いた「便所の屈辱」ほか、全4話を収録。

●その他の登場人物/須賈(第17話)、鄭安平(第17話)、王稽(第17話)、平原君(第17話)、魏斉(第17話)、信陵君(第17話)、平原君趙勝(第18話)、李同(第18話)、考烈王(第19話)、李園(第19話)、侯贏(第20話)、朱亥(第20話)、毛公(第20話)、薛公(第20話)

 

横山光輝史記で言えば、3~4巻が相当するでしょう。 

 

実はこの時代、戦国七雄とは言うものの実質的に強大なのは秦・斉の二カ国と言ってよかったと思います。

 

紀元前288年、秦の昭襄王が東帝を称し、斉の湣王(ビン王)に西帝を勧めたことがありました。斉のビン王も一旦は受けたのですがすぐに名乗るをやめたため、昭襄王も東帝を名乗るのをやめました。

 

皇帝号は秦王政が創始したものですが、その以前から「三皇五帝」と言う言葉がありました。神様である伏犠・神農・女禍を三皇、聖人である堯・舜・禹などを五帝といい、これらを総称したもので理想の君主を指します。「帝」とはそういう意味だったようです。(三皇五帝には諸説あり)

三皇五帝 - Wikipedia

 

昭襄王の時代にはすでに2強時代だったんですね。ところが、その東の大国斉があっという間に滅亡寸前となってしまいました。

 

紀元前284年、楽毅率いる燕・秦・趙・魏・韓の連合軍に大敗し、楽毅に首都と70余城を攻め落とされたった2城にまでなってしまったのです。

 

楽毅〈1〉 (新潮文庫)

楽毅〈1〉 (新潮文庫)

 

 その後、楽毅は燕の王が代わったことにより亡命してしまい、それに勢いを得た斉がほぼ領地を取り戻すことになりました。

しかし、この戦争に因る斉の消耗は激しく、秦1強といってよい状況となっていきます。

楽毅の亡命が紀元前279年、秦王政の即位が紀元前246年なので、その間約30年。

 

キングダムでは南の大国として、常に秦と対抗している楚ですが、実はこの時代既に凋落していました。

楚 (春秋) - Wikipedia

 

たしかに国土は秦と匹敵するほど広いのですが、秦が中原と言える地域に近かったのに対し、人口が希薄でただ広大なだけの領土でありました。

紀元前278年に首都であった郢を落とされ、陳に遷都しています。

 

つまり、政が即位し加冠の儀まで終わったこの時には、秦が中華統一する下地はすでにできていたと言えるわけです。

 

 

 

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