【書評】謎解きはディナーのあとで ★☆☆☆☆ 本屋大賞信用できん
全国の書店員が選んだ本屋大賞!にはがっかりした!
今でこそ電子書籍やamazonで本を買うことが多くなってしまいましたが、小さな頃からの本好きとしては、本屋の店員さんには親近感を持っておりました。
「同じ本好きだろう」は勝手な思い込みと言われればそうかもしれませんが、実際に本好きの方も多いだろうとは思います。
でも、でも、でもこの本はないやろー。もっといい本いっぱいあるやろー
いいんですよ?トリックが土曜サスペンス以下でも。
いいんですよ?毒舌とやらが小学校低学年男子なみでも。
でもこれは本好きが選ぶ本やないやろー
ありきたりの人物造形、薄っぺらい会話、ひねりのないトリック・・・これは違う。本をたくさん読んだ人が、他の人にぜひ読んで欲しい本じゃない。
ただ、売れて欲しい本だ。と言うか、売れそうな感じ、というだけのの本だ。
それは「執事」「お嬢様」「毒舌」そして表紙などのパッケージングが売れそうな雰囲気なだけで本当に読んでいたらおすすめしようとは思わないはずだ。
この本以降、「本屋大賞」の受賞作はあえて避けるようになったよ・・・