【閑話休題】ご存じですか?判取り帳
なんだか、時代劇の銭形平次捕物帳みたいな雰囲気ですが、立派な現代語。
大昔、江戸時代から使われていたようですが、現代日本では
「2以上の相手方から付込み証明を受ける目的をもって作成する帳簿」
一般的には「1枚の領収書で複数の相手からの領収確認を取る」場合が該当します。見たことありませんか?エクセルみたいにマス目があって、そこに名前・住所・受領金額・押印欄があるような書式。
これ、4000円の印紙が必要。
経理の担当者は知っているけど、現場の人間はあまり知らないレベルの印紙。実務上では事業主が社員に対して支払う給与の一覧表などには課税されないので、ある程度経理のしっかりした企業ではそもそもの出番がない(領収書は1件毎にもらうのが当たり前)のですが、個人商店的なところでは意外とまだ残ってたり。
今日も現場から質問があったのでふと書いてみました。