kohidekazu's blog 買ってみた。使ってみた。読んでみた。

自分が40代になったことが信じられない40代のために!

【家電】ブラザーFAX MFC-J837 ★★★★☆ Evernote/Dropbox/Googleドライブへのクラウド転送が便利すぎる

 

 

  • 製品特徴:ファクスも、プリントも、無線でつながるファミリーモデル
  • 最大用紙サイズ/色数:A4/4色独立カートリッジ方式
  • 接続方法:Wi-Fi対応/有線LAN非対応/USB対応
  • 機能:コピー機能あり/スキャン機能あり/無線FAX機能あり/電話機能あり(子機1台付き)
  • 自動両面/スマホプリント:非対応/対応
  • 操作方法:2.7インチタッチパネル液晶

 

我が家は田舎というのもあって結構家が広い。2世帯住宅で73坪。

なのに、なぜか電話線が家の一番端にあり、普段の台所から結構離れている。誰だよ、こんな設計にしたの

 

そしてまたFAXというのもなかなか縁が切れないものだったりする。

このデジタル時代になんでいまさらFAXなんだろうと思っているが、送ってくる人がいるのだから仕方ない。

 

しかし先述の理由によりFAXが使いにくい。受信に気が付かないのだ。

色々と探した結果、求めていた機能よりもっと進化したFAXを発見。このブラザーFAX。

 

求めていたのは

  1. 電話線から離れたところにFAX受信機がほしい
  2. もういっそ親機で電話なんてしないから、子機だけでいい

このMFC-J837はまさに理想通り。通信ボックスという小型のデバイスを電話線につなげば、本体も子機も結構離れたところでも設置できる。これでFAX見逃しもない。

そして予想外だったのが、クラウド転送機能

これすげえ便利

www.brother.co.jp

ちょっと設定するだけで、受信したFAXをクラウドに転送してくれるのだ。しかも「受信しました」のメールも送ってくれる。

これで、家にいないときでもFAXの確認ができるし、なによりついつい捨ててしまうFAXをクラウドにずっと保存できる。

「あれ?会議は13時だっけ?13時30分だっけ?」

みたいな時にいつでも確認できる。

 

もういっそ出力しないという選択もできるので、紙の節約・インクの節約もできる。

 

なんでもっとこの機能宣伝しないんだろう。

 

普段からEvernoteを使っているので容量の心配はないので、受信したFAXは全てEvernoteにあげている。おふくろがいるので出力はしているけど。

 

もちろんだが、wifiにも対応しているので、PCプリンタとしても利用可能。これで3万円以下なんだから買わない理由がない。

 

★-1はちょっと壊れやすい気がしないでもないとこかな。インクはAmazonで買えばいいし。

【ビデオ-スカパー!】スカパー プレミアムサービス チューナー DVR(TZ-WR500P)★★★☆☆ どこでもスカパーみる計画始動

 

 

 現在、おふくろ用にスカパーを契約しており、毎月4000円程度支払っている。韓流ドラマが好きなおふくろにとって、スカパーはとてもお気に入りでそれ自体に不満はないんだけど。

 

最近はムスメが大きくなり、K-pop好きになってしまった。スカパーではガンガン放送しているのでみたいらしいんだが、スカパー最大の弱点

 

チューナーを繋いでいるテレビでしか視聴できない

 問題によりちょっと残念な感じ。スカパーが見られるテレビはおふくろの部屋なんだよねー。

ナントカならないものかといろいろ調べてみると、ん?これは・・・

 

 

 

www.skyperfectv.co.jp

 

 家じゅう視聴・・・持ち出し視聴・・・こ、これは!

 本機はWi-Fi無線LAN)機能を搭載しています。
本機をホームネットワークにつなぐことで、家じゅうどの部屋にいてもスマートフォンタブレット端末や別室のテレビで放送中の番組や録画した番組を転送して楽しむことができます。

 これだ!これこそが求めていた機能。幸い、ムスメにはiPad miniを与えており、これで見られるなら不満はないはず。どうしても大画面で見たいときだけおふくろの部屋で見ればいい。

 

と言うことで、本日到着予定。

目標

「録画したスカパーの番組を家中いろんな機器でみる!」

始めます

 

【歴史/歴史小説】真田太平記(一~十二)合本版/池波正太郎 ★★★☆☆ 忍者パートがいらん

 

真田太平記(一?十二) 合本版

真田太平記(一?十二) 合本版

 

 天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の時代が待ちうけていた。

はるか昔、昭和の頃だったか平成になっていたか・・、まだ10代の頃に読みましたが、一回読んだっきりでしたね。その当時どう感じたかも覚えておらず、おそらくは熱狂はしなかったのじゃないかなあ。覚えていないってことはそうなんじゃないかな。

 

 忍者パートいらない

 

こえれ言ってしまうと「いやいやそうじゃないんだ」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが。

 

基本的に、昌幸・幸村配下の真田忍者と甲賀忍者の戦いを描く忍者パートと、真田親子を中心として秀吉・家康らが出てくる歴史パートの2つが交互に描かれる感じ。

 

池波正太郎の書く忍者は一日に何十kmも歩いたり、飛んだり跳ねたり、変装したりはするけれど、かなり現実的なタイプ。山田風太郎ではない。

お江と言う色っぽい女忍び(幸村の童貞を奪ったり父の友人のお父様とやっちゃったり)が出てきたり、そのお江にチンコを切られたのを恨みに追いかける甲賀忍者がいたりと歴史と関係ない戦いが結構あります。

まだ5巻/12巻までしか読んでいないのですが、比率としては6:4で忍者が多いかもしれん。(角兵衛はどっち入れるべきか)

樋口角兵衛 - Wikipedia

 

率直に言ってしまうと、現代の流行りではないなと。真田太平記は昭和49年から57年にかけて週刊朝日に連載されていたとのことで、やはり昭和の匂いがする。当時は仮面の忍者 赤影とかが子どもたちに受ける一方、大人はもう少し現実的な忍者を読みたがってた時代だったのかな。だから当時はこれでエンターテイメントとしてよかったんだろうが、現代ではその現実的な忍者も廃れてしまい、一回まわって空想的な忍者だったりいっそ忍者が飽きられていたり。

 忍者いないほうがいいなぁ

 

真田と言えば「真田十勇士」。今時の若い人は知らないかもしれんな。でも猿飛佐助とか三好清海入道くらいは名前知ってるかな。昔から真田と言えば忍者ではあったけども。

 

歴史パートは、真田丸とは親子関係が大きく違う。それがまた歴史小説の醍醐味ではあるんだけど、んー、幸村(信繁)のキャラがもうひとつかな。ただの性格のいいお坊ちゃんだわ、これ。

昌幸は偏屈なおっさんで子どものえこひいきがすぎるし、信幸はむっつりさん。

 

キャラクタ的には忍者のお江だったり、オリジナルの樋口角兵衛や、重臣の鈴木右近のほうがまだおもしろい。

歴史的に重要だったり、知名度が高い人物は、一般的なイメージに近い。

 

まあまだ半分も読み進んでいませんが、真田丸が終わった今だからこそ、再度読んで欲しい

 

【マンガ】アトム ザ・ビギニング4巻 ★★☆☆☆ アトムが生まれる時代が来るとは思えない

 

 2017年春、NHK総合テレビにてTVアニメ放送決定!

天馬たちの前に突如現れた、巨大軍用ロボット・イワン。襲撃かと身構えるシックスに、イワンの言葉が響く。
「キミト、ハナシヲサセテ。ボク、ヒトリボッチ……」 ──切望していた、意思疎通できるロボットの出現にシックスは……。
鉄腕アトム"誕生前史、深謀の第4巻!

あら、アニメ化するのか。

すみません、アニメ疎いです。

 

前回も書いたのですが、やはり、オリジナルのアトムにつながるのか不安な感じ。

 

kohidekazu.hatenablog.com

 

今回は前半がイワンとの対決、そして後半はDr.ロロがその件についてウマタロウ/ヒロシに訪ねに来ると言った内容。

 

今回はA106(シックス)に芽生えた「心」、そしてそれが他のロボットにも感染していくことについての話。

 

なんですが、やはり後のアトムと微妙なズレがどうしても。

まずはスカンクに使われている軍用ロボットイワンとの対決。月江さんは目と脳の一部がロボット化。

 

で、どうもシックスから超短距離通信が発せられていて、それが他のロボットに影響を与えているんじゃないかと。

 

イワンもなんらかしら呟いていて、友だちになれるかもしれないと期待するシックスは攻撃も程々に対話を試みます。

 

しかし実際には、シックスの超短距離通信をウィルスと仮定したイワンのオーナーにより、記録したその超短距離通信をただ繰り返すだけのロボットでした。

 

マルスの指摘によりそのことを理解したシックスはブチ切れます。

 

「よくもボクをだましたな・・・」

ええええええぇぇぇぇぇぇぇ・・・!あんた勝手に勘違いしてただけやん・・・騙してたんちゃうがな・・

 

イワンを破壊し、スカンクも捉えたシックスでしたが、その最後にはイワンもひょっとしたら心を持ったかもしれないようなコマもありました。

 

ちなみに私の持っているアトムのイメージは小学生くらいの子どもです。人を信じて、純粋で、傷つきやすくて、でも10万馬力で。少なくても騙されたからと言って乱暴を振るうようなことはない。涙を流しながら一人学校から帰るようなシーンは思い浮かびますけどね。で、帰ってロボットママに泣きついたり、お茶の水博士に諭されたり。

このシックスはそのアトムに比べるともうちょっと大人というか中学生くらいな感じかなあ。勝手に勘違いして、騙されたと言って、相手を破壊する。中学生かなあやっぱり。

 

アトムとシックスが逆ならわかりやすいんですが

 

騙されたと気づいた(?)シックスがイワンに対して言った言葉。また出た。

哲学的ゾンビ - Wikipedia

 

イワンはまだ哲学的ゾンビと呼べるようなレベルじゃないと思いますけどね。シックスが勝手に勘違いしていただけで。

専門家でもないし、そこまで興味があるわけでもないんですが、一般的な「哲学的ゾンビ」とは「見た目・反応など普通の人間と何ら異なることはないが、その意識(クオリア)と呼べるものがない物」を指すと思っています。その場合普通の人間に見分ける手段はないと言ったレベルの。

 

イワンはオウムレベルだろ?

 

この後にも、「名前」についてウマタロウが語ったり、ヒロシが補足したりするシーンもありますが、なんか理屈は多いけど滑っている感はすごいする。

 

このままウマタロウたちがロボットを作り続けても、アトムの時代は来ないような気がする。